もともとこの家は最も古い部分で大正13年頃に建てられ、代々の増築や手入れを経てきた住まいでした。新築に建て替えるのではなく、リノベーションで“味”を活かす方向にしたのは、「古い柱や建具、床材といった趣は新築では再現できない」ので、できるだけ残せるものは残したいという私たちの強い思いがあったからです。 特に、深みを増した木の独特の風合いや温もりはなかなか新築では表現できないことですよね。
以前ワールドハウスで、別の家のお風呂やトイレのリフォームをやってもらったことがあり、その時の担当さんの説明が丁寧で、何にどのくらい金額がかかるのかがわかりやすく信頼できると感じました。今回、他社でも見積を出してもらいましたが、どんどんみんな新しくしてしまう提案でした。それに対して、ワールドハウスは「残すべきは残す」「こう変えると活かせる」と具体的に提案をしてくれて、私たちの価値観を尊重してくれたことが依頼の決め手になりました。